バーコードとは?
バーコードは、特定のエンコーディング規則に従って配置された、幅の異なる平行線(バー)とスペースで構成されるグラフィカルな識別子です。1952年に発明され、最も初期の自動識別技術の一つであり、世界の商取引と物流で最も広く使用されているエンコーディング方式です。
バーコードは、光学スキャナーを使用して暗いバーと明るいスペースの反射率の違いを読み取ることで動作します。異なるバーコード規格(形式)は、異なる業界や用途に適しています。適切な形式を選択することが、エンコーディングの正確性と互換性を確保する鍵です。
一般的なバーコード形式の比較
| 形式 | 対応文字 | 長さ | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| CODE128 | すべてのASCII文字(数字、英字、記号) | 可変長 | 物流、荷物ラベル、在庫管理。最も汎用性が高く、デフォルトとして推奨。 |
| EAN-13 | 数字のみ | 固定13桁 | 国際標準の製品バーコード。小売パッケージで最も一般的。最初の3桁は国コードを示す。 |
| EAN-8 | 数字のみ | 固定8桁 | EAN-13の短縮版。ガムや鉛筆など小型パッケージ製品に使用。 |
| UPC | 数字のみ | 固定12桁 | 主に北米で使用。EAN-13と同様で、米国・カナダの小売で広く利用。 |
| CODE39 | 数字、大文字英字、一部の記号 | 可変長 | 産業製造、軍事、政府機関。チェックディジット不要で、エンコーディングは簡単だが密度は低い。 |
| ITF-14 | 数字のみ | 固定14桁 | 出荷パッケージの外装カートン識別。段ボールに印刷しても読み取り可能。 |
| Pharmacode | 数字のみ(3~131070) | 可変長 | 製薬業界 — 医薬品包装ラインでの自動検出と仕分けに使用。 |
バーコード形式の選び方
汎用目的
CODE128を選択 — 最も幅広い文字セットに対応、高密度、ほぼすべてのスキャナーで読み取り可能。
小売製品
国際製品にはEAN-13、北米製品にはUPCを使用。番号範囲はGS1組織への登録が必要。
産業 / 物流
荷物ラベル:CODE128。外装カートン:ITF-14。軍事/政府機関:CODE39。
製薬
医薬品包装生産ラインにはPharmacodeを選択 — 製薬業界専用に設計され、双方向スキャンに対応。